シンガポール「尖閣を勝ち取っても、中国は国際的地位は失う！」これは警告だ！

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公開日: 2013/08/22 ●シンガポールのリー首相が中国に警告「尖閣を勝ち取っても、国際的地位は失う」

2013年8月22日の台湾・中央社によれば、シンガポールのリー・シェンロン首相が東京都内で行われた国際会議での演説の際、尖閣諸島の問題について、「中国が勝ち取ったとしても、国際社会における名誉や地位を失うことになる」と警告したと報じた。

記事によると、リー首相は、中国が日本との東シナ海問題や東南アジア諸国との南シナ海問題をどう処理するかが国際社会の中国に対する見方につながると指摘。「中国が勝ち取ったとしても、国際社会における名誉や地位を失うことになる。よく考えた方がよい」と警告し、「中国は自制的な行動をとることで、他国の疑念を打ち消すべき」と呼びかけた。

リー首相はまた、「欧州は和解したが、アジアはまだ和解していない。各国が前を向いていかなければならない」とした上で、「慰安婦問題や侵略問題を持ち出して謝罪を要求するのはその国の特権だが、いつまでも昔のことを持ち出していても、アジアにとってよいことがあるだろうか」と指摘した。

まさに、そのとおりである。国際世論のオピニオンリーダーである、シンガポールの首相の発言は、アジア諸国の大多数を占める親日国に、中国と韓国の常軌を逸した暴走外交の抑止に向けた連帯を呼びかけるものとなるだろう。

中国と韓国にとっては、馬の耳に念仏、蛙の面にしょんべんだうろが、欲に駆られてまともな思考力を失っているのだから、自制など最初から誰も期待していない。大切なことは、中国と韓国と北朝鮮という、無法者国家に対して、それ以外の親日アジア諸国が連帯して、傍若無人な外交を許さないという、毅然とした姿勢を示し続けることである。

シンガポールのリー首相は、2013年4月初旬に米国を訪問した時にも、米商工会議所などが主催した夕食会に出席し、約300人の招待客を前にして、中国をコケにするような、本音の発言で話題となった。

その一節に「北京の人たちは窓を開けたら、それだけでタダでたばこが吸えると冗談を言っているらしい！」というジョークがあった。

これは、「中国人は他人のことを考えないので汚染もやりたい放題。米国のエリート層なら吸わないたばこを、中国人はヘビーに吸う。さらに中国人はカネにめざとく無料が大好き......」と、そんな嫌味がジョークにこめられたのではないかと言われている。

首相の発言は、外交の場面であっただけに失言とされてしまったが、朝鮮民族以外のアジア諸国が、いかに中国の振る舞いに対して、嫌気が差しているのかを代弁する本音であったに違いない。中国にこびへつらって日本の恥を世界にさらすハトポッポ、どこかの元首相とは大違いである。安部外交の成果は着々と出ている。対中華民族、対朝鮮民族の包囲網をさらに強化すべきである。